Liveの感想文

昨夜29日は吉祥寺の赤いカラスというライヴハウスで、板橋文夫グループの演奏を聴く。ピアノは板橋、サックス・林栄一、ベース・井野信義、ドラムは本田珠也のカルテット。今年の2月にやはりこの店でこの組合せを聴いた。そのときは、本田珠也の父・本田…

この日は酒井泰三(g)と林栄一(as)のデュオ。酒井がこの店で演奏をするのは初めて。自分は観てはいないが、林とのデュオ自体は3年ほど前に一度あったようだ。de-ga-showというバンドが数年前に活動停止してしまったため仕方がないのだが、こういう個性的でか…

午後7時前に目が覚めて、急いでシャワーを浴び、国立に向かう。駅前のノートランクスでライヴを聴くため。この日の出演は、峰厚介(ts)・安東昇(b)・古澤良治郎(ds)。大御所2人と、若手ベーシストの組み合わせ。8時頃店に入ったら店内は満員状態。なんとか…

先週の土曜は、横浜関内のストーミーマンデイにライヴを聴きに行った。酒井泰三がリーダーの3355のライヴ。メンバーは酒井(g)、高田宗紀(tt)、ナスノミツル(b)、藤掛正隆(ds)。 このユニットがコンスタントな演奏活動をするようになって約2年。その2年…

仕事が終わったのは19時。その後は、国立へ。ノートランクスにて川下直広トリオのライヴを聴くため。メンバーは、川下(ts)・不破大輔(b)・岡村太(ds)。 川下の演奏を自分が聴くのは初めて。かつて結成されていたフェダインは、もちろん名前は聞いたことは…

駅前のユニオンでジミー・スミスの「Seed」を中古CD¥700で購入後、国立ノートランクスへ。今日のライヴは林栄一(as)&井野信義(b)のデュオ。 ああ二人とも好きだろうなあというミンガスの、「Better Get It In Your Soul」を演奏していたセカンドセッ…

話は変わり、今週の月曜日に行ったオーネット・コールマンの来日コンサートについて。 会場の渋谷にあるオーチャードホールの座席はおそらくほぼ満席。 コンサート後半ではオーネットの演奏にも参加した山下洋輔のソロピアノ前座のあと、登場したオーネット…

先週の金曜日に行ったライヴの話。 国立ノートランクスでの渋さミニちびズ。メンバーは、不破大輔(b)、片山広明(ts)、立花秀輝(as)、倉持聖(ds)。 片山with渋さ知らズという形態でのアルバムを先頃リリースした片山広明にとっては、レコ発記念の一環、のよう…

ということで、この前の日記の続き。 酒井泰三プロデュース「快楽事件」。一番手は古澤良治郎のバンド「ね。」。中央線ジャズ古老・古澤の異形なポップの世界がもう文脈関係なく爆発。テナーとアルトの2管、ドラム、エレベ、パーカッション、そして酒井泰三…

うどん屋で夕飯を食べた後、向かった先はライヴハウスLUSH。酒井泰三・企画のイベント「快楽事件」を聴きに行くため。 酒井泰三というギタリストの存在を初めて知ったのは、2003年の6月。当時の自分は、中央線ジャズ系(いや、そのときはそんな言葉…

と、まあ熱く語ってしまったが、昨日の日記の続き。 セカンドセットが始まり、一人登場したのが古澤良治郎。「今朝自宅のあたりから、こんな声が聞こえたんです」と、いきなり鳥の鳴きまねを始める。「あったか〜、ぽっぽ〜」。古澤のステージではおなじみの…

ここからは、昨夜のライヴの話。 3月13日の夜、自分にとってはある意味、オーネットの来日コンサートよりも相当に楽しみにしていたライヴに行った。ピットインでの峰厚介(ts)・原田依幸(p)・古澤良治郎(ds)のトリオ、だ。 かなり珍しいメンツ、というか原…

そんなことを考えながら、この前の日記の続き。本田竹広・追悼コンサートについて。 板橋文夫「ヘイ・ジュード」の歴史的名演の後、ステージに登場したのが、大口純一郎(p)・鈴木勲(b)・村上寛(ds)・橋本信二(g)というメンバーのカルテット。スタンダード中心…

午後2時頃家を出る。約40分かけて歩いて国立駅まで。中央線に乗り新宿へ。そこから甲州街道を歩いて初台方面へ向かう。 目的は、初台駅の目の前にあるオペラシティで行われる本田竹広追悼コンサートを聴くこと。本田さんのファンクラブが主催し、息子でド…

上野公園の入り口のところに建っている東京文化会館という施設で、5日連続の企画として開催された「ポピュラーウィーク」。最終日にあたるこの日の出演は、秋吉敏子(p)とMONDAY満ちる(vo.cl)。ジャンルが違うから当然かもしれないが、意外にも初の親…

この日の国立ノートランクスでの松風鉱一カルテットはライヴ録音。つまり昨年スタジオ・ウィーから出たアルバム「private notes」同様のシチュエーション。ステージおよびその周辺に設置されたマイクがなんだか仰々しく、その影響だろうか客席も妙に緊張した…

2月17日(金)、横浜・桜木町ドルフィーでの板橋文夫(p)&友部正人(vo.g)のデュオ。 もう恒例と言っていいこの時期のこの二人のドルフィーでのライヴ。正直、一昨年・昨年と比較するとお客さんの入りという点ではやや寂しい部分もないこともなかったが、…

なんだかんだで19時まわったぐらいに西荻アケタの店に到着。予約していたライヴにはなんとか間に合った。今日のアケタは本田珠也セッション。メンバーは本田(ds)・峰厚介(ts)・大西順子(p)・望月英明(b)。 ライヴの本数もじわじわと増え、いよいよ本格復帰…

で、話戻ると、昨日のドルフィーの板橋グループでは何と言っても田村夏樹だった。 メンバーは、板橋(p)・井野信義(b)・外山明(ds)・田村夏樹(tp)・太田恵資(vl)。板橋グループには珍しく、この日はフロントにサックスがいない。というか、実はそれもあって聴…

今日の出演は、鬼怒無月トリオ。メンバーは鬼怒(g)・ナスノミツル(b)・外山明(ds)。ナスノさんはこの店初。外山さんは今日を含めて4週連続この店に出演。 そういえばノートランクスのライヴは先週もギタートリオだったが、今日の音は全く個性が違っていた。…

19時過ぎ、ジャズライヴハウス・赤いカラスへ。板橋文夫カルテットの演奏を聴くため。メンバーは、板橋(p)・林栄一(as)・井野信義(b)・本田珠也(ds)。 メンツから言ってもこれは絶対凄い演奏になるだろうなあと予想していたが、やはりその通りだった。ライ…

国立ノートランクスに着いたら、ライヴのセカンドセットはもう始まるかという雰囲気。今日のステージは江藤良人トリオ。メンバーは江藤(ds)・和泉聡志(g)・小泉克人(eb)。3人ともジャズの人なんだが、ジャズのギタートリオというよりは、思いっきりロック仕…

今日は林栄一(as)&明田川荘之(p)の演奏。どちらも大好きなミュージシャンだが、この組み合わせのデュオは僕は初めて聴く。 「アドリブ1700」というバッハ調?の明田川の曲(1700年代にアドリブがあったとしたらどうなるか?という意味でこの曲名ら…

夜には、国立ノートランクスへライヴを聴きに。この日は峰厚介トリオ。パーソネルは、峰(ts)、望月英明(b)、古澤良治郎(ds)。 佐藤允彦の新作での峰の演奏に燃えた今週の自分には、かなりいいタイミングでのこのライヴ。望月と古澤という重量感あるリズム隊…

その後、新宿ピットインのMOTIF行くかなとも一瞬迷ったが、上野に板橋文夫を聴きに。GH9という店で、トリオによる演奏。メンバーは、板橋(p)、立花泰彦(b)、村上寛(ds)。 カウンターに囲まれたそれほど大きくないスペースで、リズム隊に背中を見られ…

そういう意味で、今日国立のノートランクスで聴いた勝井祐二の音楽は自分の好みとはだいぶ離れたところに存在しているようにも一見思える。 前半・後半それぞれ45分程度のソロ。ヴァイオリンの生音はあまりない、サンプラー・エフェクターなどエレクトリッ…

昨日は新宿ピットインに行った。来日している韓国のミュージシャン、ミヨン(p)&パク・ジェチュン(per)に日本の林栄一(as)と井野信義(b)が絡むというライヴ。 DOMフェスティバルの流れからということもあるのか、副島輝人氏がこの日のステージの司会を務めて…

この日のステージは、板橋文夫トリオ。メンバーは、板橋(p)・井野信義(b)・本田珠也(ds)。 到着した赤いカラスの入り口からは、中の音が漏れ聴こえている。すでに演奏は始まっているようだ。先に着いているはずの妻はどこにいるかなと店内を見渡したら、一番…

江古田駅前のバディで開催されている“DOMフェスティバル”の初日を観に行く。 →http://www.japanimprov.com/japantour/dom/ →http://www.kknull.com/jpnews.html まずは、主催の副島輝人氏から故ニコライ・ドミートリエフ氏の功績・思い出が話される。追悼…

ちょっと前になるが、先週の金曜は国立ノートランクスでライヴを聴いた。フルートのMIYAトリオ。 上記2つの音楽とはベクトルが逆。静寂な音。過去に2回、やはりこの店でMIYAトリオは聴いたが、そんな傾向は今までで一番強かったような気がした。外…