で、その後は国立NO TRUNKSへ。今夜は、加藤崇之(g)&早川岳晴(b)のデュオ。
 朝からほとんど何も食べてなかったので、タコブツとピザとピーナッツを一気に食べ、中ジョッキをグイグイと3杯飲む。そしたら酔いが回ってきたのか、セカンド・ステージの終盤は思いっきりウトウトしてしまう。アホか。
 さて、2人の音は予想に反して、心地よく繊細な音を出していた。早川さんは最初から最後まで、ウッベ。さすがにブウォンブウォン野太くて、ソロでもまったく飽きさせない。加藤さんはもちろん変態系音響派の音出すんだけど、終盤は彼のもうひとつの柱、ボサノヴァの世界。両者が絡み合う音はいろんなかたちをつくり、その変化にうっとりする。
 カークの話じゃないけど、この2人も表面の「豪快」・「変態」なイメージの裏に「知性」を感じさせるミュージシャンだと思う。