さて、先週の土曜日(15日)、酒井泰三のライヴを高円寺ジロキチに聴きに行った。自分にとってはこれが今年の初ライヴ。メンバーにDJ高田さんは入っているが、この日は3355という名前は使用されておらず、セッションと銘打たれていた。


湊さんのドラムの音がすごく抜けがいいというか自由度高いというか、なんだかいつもの3355と較べ、楽しい感じ。ヒップホップ色強い?とにかく、こういうの俺好きだ。この日はギックリ腰(!)だったという泰三さんのギター、太田恵資さんがいなかったこともあってか、いつも以上にメランコリックな雰囲気のフレーズも奏でられたりする。ただそれが単なる泣きのギターというように聴こえないのは、やはりその音質というか泰三さん特有の太い音の伸びがそこにあるからだ。感情にというよりは、まず感覚に物質的にダイレクトに届く音、やっぱいいっす。