で、12月30日(木)はやはりアケタの店で、アケタ・オーケストラ。自分にとっては今年のライヴ納め。思えば2003年も、このアケタ・オーケストラがライヴ納めだったんだよな。
この日のパーソネルは、10月に聴いたときと、ギターが石渡さん→津村和彦さんへと変わっているだけ。ほんとはトロンボーンの松本和志さん(松本健一さんの弟さん)がオランダから帰国して参加する予定だったらしいのだが、飛行機のチケットがとれなかったということで、残念ながらお休み。


さて、セットリストだが、1セット①亀山ブルース②オーヨー百沢③サムライニッポンブルース④スモール・パピオン、2セット⑤クルエルデイズ・オブ・ライフ⑥アケタズ・グロテスク⑦いかるが桜⑧エアジン・ラプソディ。たしかそんな感じだった。


前回は宮野裕司さんの「マシュマロの音色」と誰かが名づけたそのアルトの絶妙な音に感動したが、今回とにかく興奮したのが①⑧での松本健一さんのテナーソロ。鳴りがとにかくでかい、衝動的なブロウ。ほんと個性がとび抜けている。2005年はこの人、追っかけてみたい。そして④で最初にソロをとった渡辺隆雄さんのトランペットの音もびっくりするぐらいかっこよかった。力と勢いでコンボ全体のテンションが一気に上昇し、めちゃくちゃに盛り上がる。アケタ・オーケストラにハズレなし。