去年の話になってしまうが、12月29日(水)は仕事が終わって西荻アケタの店に行った。この日は「アマゾネス・セッション」と銘打ったピアノ・トリオ編成。パーソネルは、吉野弘志(b)・清水くるみ(p)・翁長巳酉(per)。
そういえば、先日聴いたアケタ・トリオにもパーカッションで翁長さんが参加していた。このアマゾネス・トリオはそのときのアケタ・トリオとジャンル的にはかぶるところもあるのだが、どちらかと言えばこっちは泥臭さが抜けている感じ。演奏されるブラジル音楽の美麗な旋律と心地よさを感じさせるリズムは、変な話、クラブ・ジャズ聴く人でも好むかもしれないぐらいの洗練された雰囲気がある。吉野さんのベースも清水くるみさんのピアノもメロディを優しく紡ぐ。しかし、一転スイッチ入ったときのグルーヴっつうんですかね、それがまたすごくかっこよくて、燃えた。翁長さんのパーカッションがまたトランシーだったりして。