今日で10月も終わりということで、今月なに聴いてたっけなあと、CD棚をいろいろと眺めてみる。昨日の日記じゃないけど、ジャズに関してはどうも固まってきつつあってというか、止まりつつあって、感覚を広げていくにはもっと勉強が必要になるかなあ、じゃないともうこの先行かねえなあ、などと相当に行き詰まり感がある。モチベーションが低い。
なんて思いながら、先日ビクターからナイスプライス・シリーズで出たエリック・ドルフィーERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT VOLUME 1」をかけていたら、ドルフィーの何だか素っ頓狂なようで聴かせる音につかまったりした。
もうひとつ、これは国立の喫茶店ipodを聴いていての話だが、渋谷毅ピアノソロアルバム「しぶやん」に収録されている「BODY&SOUL」、これ、最高に捕らえられた。フレーズを引き伸ばして繰り返して掘り下げていく過程に自分の感覚が同化していく。ジャズとはとどまることにその本質があるのだろうか?と、アイスコーヒーを飲みながらなんだか妄想的に大興奮。
しかしながら、話は二転三転して恐縮だが、今日部屋でガンガン鳴らしていたのは、ツェッペリン、それと70年ぐらいのザ・フーで、そのあたりが自分にとっては、体調や精神状態に合っているここ最近のようだ。あの重さと力まかせでグイグイと前に進むグルーヴがなんにも考えなくていい快感を僕に与えてくれる。
それと、今日国立ユニオンで購入したスキマティック・レーベルから出たオットー・フォン・シラークの新作はバキバキなブレイクコア(っていうの?)。ジャズを聴き始める前は俺こんなばっか聴いてたよなあ、となぜか妻と和んでしまった。