いつもより早めの出勤で、通勤中にCDウォークマンで聞いたのは、板橋文夫「自画像・作品Ⅱ・アフリカの風」。帰りに山下洋輔トリオの73年ライブ盤と梅津&原田の作品を立川HMVで買う。そういえば、この「70年代日本のフリージャズを聴く!」シリーズってけっこう売れているという話を2月号のスウィング・ジャーナルで読んだ。「日本フリージャズ史」というまさにその当時のことをリアルに記した労作はけっこう有名だけど、昨日の日記に書いた山下さんの「セッション・トーク」。これも「日本フリージャズ史」を補完するというか、同等の熱気があるというか、とにかく必読だと思われる。特にフリージャズとは何かということをきわめて分かりやすく説明しているという点で、相倉久人山下洋輔の対談にはかなり刺激を受ける。