雪、ニッポンの思想、ジャズベスト3、

 雪すごいっすねー。明日は休みで、娘を病院に連れてかなければならないんだが(元気なんだが肺炎退院後の定期受診)、足元にはかなり気をつけないといけない。
 新書の佐々木敦ニッポンの思想 (講談社現代新書)」を最近読んだ。半分以上書いてることが分かんなくて、ところどころ「オッ」と一瞬入り込んだが、トータルでは結局やはり何を言ってるか分からないという、自分の知的レベルの低さを痛感した一冊。80年代「ニューアカ」に関しては、柄谷行人浅田彰中沢新一も何言ってるのかほんとわかんなくて、だからポストモダンとか言われても感覚すらも分からない。ただ蓮實重彦の文章は惹かれるもの(けっこう好きかな)があったので、興味持った。90年代は、福田和也は何言ってるかわからないが、宮台真司はちょっと分かった、で、大塚英志はよく分かった。00年代の最強のプレイヤー東浩紀もやっぱよくわかんねー。思想ものに関しては、善し悪しという中身の吟味より好みでしか俺は読めないんだな、ということがよく分かった。佐々木敦は大学生のあいだでかなり影響力を持ってるらしいと、この前飲み屋で聞いてちょっと驚いた(佐々木さんって音楽ライターってしかイメージないから)のがきっかけで買った本だが、すごいな今の大学生と感心してしまった。

 話は変わり、2009年の私のベスト、ノートランクスHPで掲載されてます。僕のベストはこちらから↓
http://notrunks.jp/cdreview/2009best3/2009best_goto.htm

 マスター村上さんも含めた皆さんのベストはこちらから↓
http://notrunks.jp/cdreview/2009best3/2009bestmain.htm

 音楽に関してはここ数年ジャズしか聴く気がおきなくて、2009年は特にほんとそれだけだったなと思う。異常だなとは思うが、しょうがない。過去のものでも聴くものが無数にありすぎる。

 あ、あと、今週は土曜日に板橋文夫の還暦記念コンサート行ってきます。
http://www.musicbird.jp/itabashi/index.htm