師走のふたつのお誘い

 仕事は予定より早く上がることに。昨日書いた寅さんのサントラCDをHMVで買って、家に着いたらたまたま奥さんのお父さんと会うことができたので、その場でそれを渡す。自分の家に帰ったお義父さんから一時間後ぐらいに奥さんのところに、「映画のあの場面で流れていた曲だなあと思いながら聴いて、とても心が和みます。」と、感動したとのメールが早速届く。「ね!あれ(=CD)すごいんだって!やっぱり男はつらいよのファンなら絶対にそうなんのよ!!」と奥さんに力説したものの、「そりゃわたしも寅さんは大好きだけど、CDまでって、そこまでは・・」と一線を引かれる。

★12月26日(金)酒井泰三×吉崎マモル 
 さて話は変わり、自分にとっては今年最後に観ると思われるライヴが、12月26日(金)国立ノートランクスでの酒井泰三(g)×吉崎マモル(b)のデュオだ。
 近藤等則古澤良治郎という両極のベクトルを持つ二人の鬼才ジャズマンを師に持つ爆音ギタリストであり、個人的には90年代前半のオルタナの本質がピュアに正統的に発展したらこうなるんではと思わせる音を出す稀有な存在のギター弾き・酒井泰三中央線ジャズ的には今年復活したデガショーでの存在感がまっさきに挙げられるだろう。今年はいろいろとありかなり行けなかったが、彼のライヴに行くことが生活の中心のひとつになってたことがあるくらい、自分は酒井泰三の音が好き。どうだろう、もしかしたら音は関係ないイメージ優先のクソな風潮の中ではかなり看過されてんのかもしれんが(右からも左からも)、こういう音楽を耳から外してはいかんと思うよ。普段は酒井氏はエレクトリックどまんなかだが、この国立ノートランクスでは(ほぼ)定番のエレアコでの登場。楽しみです。なんて意味不明な俺のつまらんゴタクはどうでもいいから、こちらの動画をご覧いただければ手っ取り早いかなと思います。中盤からの音すごいです。かっこよい。ぜひ今月26日行きましょう!  
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★12月20日(土)ジャズ新譜を試聴する会
 そして、その前の週ですが、同じ国立ノートランクスにて、恒例のジャズ新譜を試聴する会が行われます!→12月20日(土)19時ごろより。DJ→わたくし 詳細→http://notrunks.jp/
 前回は過去最高の数のお客様にいらしていただきました。びびりました。ので、勢いつけようと思って飲んだ酒にのまれて後半ダランダランで、各方面からおしかりも受けました。今回は気を引き締めて臨みますので、よろしくお願いいたします。年末ですので今年紹介できていなかった・とりこぼしていた良質な作品もちょこっとかけながら、基本は今年の秋〜冬にかけて出た気になりまくるジャズ新譜をかけたいと思います。最近さんざん言ってるオーネット・コールマンに関係した新譜小特集もできたらいいなと(思案中)。なんやかんやでいろんなものかけます。よろしくです!