ピアノのディラン

 昨夜の送別会ではかなりの泥酔。会の後半からの記憶がいっさいぶっ飛ぶ。そんな具合だったから、今日は昼1時過ぎまで寝ていた。夜勤明けの妻が買ってきてくれたオリジンの唐揚げ弁当を昼飯に。
 YouTubeボブ・ディランの映像をもくもくと観ていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。60年代から現在までのどの時代を切り取っても、ディランはかっこよい。そしてどこか可愛いらしさがある。
 そんななかで、思わず画面に釘付けになってしまったのが、ノラ・ジョーンズといっしょに「アイ・シャル・ビー・リリースト」を唄っている2005年のライヴ映像。
 ディランがステージ中央でギターではなく、エレクトリック・ピアノを弾きながら唄っている。↓
 http://www.youtube.com/watch?v=kwKcm3jMOkI
 最近のディランのツアーではどうもこの編成が多いらしいということは友部正人の日記で読んだことがあって知っていたのだが、実際にそれを映像で見るとやはりインパクトがある。一瞬違和感もあったが、観るうちにああこれはディランっぽいピアノだなあという妙な説得力の方が勝ってくる。彼の声やギターやハーモニカと同じように、ボブ・ディランの音になっているように思えた。
 「モダンタイムス」(試聴可→http://www.sendspace.com/file/1kai26)という新作が8月に出るらしいが、そこでもディランはピアノ弾いてるのだろうか。