東京暮色、酒井泰三3355

 仕事は休み。10時過ぎに起床し天気がいいので自転車で散策。国立周辺に住んでいた頃めちゃくちゃ通っていたスタ丼の店の支店が、家に近い野猿街道沿いにあることを発見。嬉しい。昼飯はその隣りのつけ麺の店で。大学が近くにあるので、定食屋・ラーメン屋などがわりあい充実しているこの辺り。自分好みだ。
 帰りにツタヤでDVDを借りる。小津安二郎の「東京暮色 [DVD]」。家着いて早速見る。いやあ暗い。胸にドンと突きつけられるような重さも悲劇の分かりやすいカタルシスもない、ドヨーンと漂う無力というか疲労というか。主役の姉妹周辺の男がどうしようもないやつばかりで、見ていて苦しくなる。ただ、この当時の有馬稲子は相当魅力的だと思った。