ケロ、神田、日本のジャズ

 仕事9時まで。家帰って早いとこ掃除や荷物整理をしなければならないにも関わらず、途中のコンビニで立ち読み。週刊ゴング前田日明インタビューは思ったほどおもしろくなかった。というか、自分は総合格闘技に関わる前田にはまったく興味がない。それよりか、新日を退団したケロちゃんがインディーのDDTに参戦したニュースのほうがかなり気になった。このアングルは相当に良いと思う、変にリアルで。
→ http://www.ddtpro.com/
 家に帰る途中に聴いていたipodでは、モンクの「Monk's Dream」やブッカー・アーヴィンの「Freedom Book」を聴いて、ああ自分が基本的に好きなのはやっぱこういうとこだなと再確認。モダンジャズの本流からははみだしているのだが、本質をつきまくる音というか。そんなことをひとり納得しながら家に到着。
 今日仕事中になぜかふと思いついてずっと気になっていた、「昔、笑っていいともなんかに出てた神田なんとか(神田利則らしい)って若い男最近見ないよな、どうしてるかな?」というどうでもいい疑問。早いとこ掃除や荷物整理をしろっていうのに、家のパソコンでさっそく検索してみた。まだ俳優業とかやってるみたい、どうでもいいがひとまず安心。
→ http://angelgate.blog.fujitv.co.jp/archives/50359122.html
 話変わるが、最近いーぐるの掲示板で展開された「日本のジャズ」論争。日本人のジャズはリズムがだめだって話はたまに耳にするが、自分には正直ピンとこない。お前は基本的な耳がなくてそして音楽理論を知らないだけだよと言われればそれまでだが、日本人と黒人のジャズミュージシャンのリズムの違いをはっきり言ってそれほど気にしたことがない。ブラインドテストしてもおそらく大方外れるだろう。前にも書いたように、「日本人はリズムがねぇ・・」的言い方はかなりスノッブ入ってるよなとそもそも思っているぐらいだ。
 例えばジャズを聴いていて、この人の音楽はおもしろいとか、つまらないとか、個々のミュージシャンの個性を比較してそれについて考えることは自分はいつもやってるけど、「アメリカの黒人ジャズマンに較べ日本人の場合は〜」とかほとんど考えたことがない。だいたいそれ言い出すとたぶんに観念的になるというか、思想的になってしまって、音楽とはかけ離れた別の根拠が登場してきそうな気がしてつまらないのだ。
 ちなみに↓で片山広明が10年前に書いてる文章は、(残念ながら)今でも十分通用する内容だと思う。
→ http://www003.upp.so-net.ne.jp/korochan/colum.html