さて、自転車で行きと帰りにシャッフルさせていたipodからは、①マイルス「DIG」の「BLUING」、②デイヴ・ダグラス「THE INFINITE」からタイトル曲、③コルトレーン「Live at Birdland」「ALABAMA」、④R.E.M.Document」の「TIME AFTER TIME」(ボーナストラックのライヴ・バージョン)、⑤明田川荘之「アケタ・ライヴ・イン・フィンランド」から「南部牛追い唄」、⑥Rudresh Mahanthappa「Black Water」の「What’s A Jazz」など、なんとも自分の中での王道かなという曲ばかりが流れる。特に④〜⑥の流れは、ここ最近でのipodではいちばんやられた。調子外れすぎのマイケル・スタイプのボーカル、アケタさんの独立独歩なフリージャズ、M−BASEの正当後継者カルテットが鳴らすヒリヒリした感覚に耳が奪われる⑥。3者が奏でる衝動に、気合いを入れ直された。