ハーフノートの夜

 昨夜は職場の歓送迎会。かなりの量のビールを飲んで、ベロベロになって家に到着。朝目が覚めたら、冷蔵庫の前で寝ている自分に気がついた。
ハーフノートの夜 (紙ジャケット仕様)
 今日は休みだったが、そんなわけで二日酔いの最悪の体調。復調したのは、午後4時近く。シャワーを浴びてから家を出る。自転車で立川駅周辺へ。用事を済ませたあと、待ち合わせのために北口のルノアールに。この店は8時ぐらいになるとほとんど客がいなくなる。今日もそんな感じ。
 奥の禁煙席で一昨日と同じように、ipodに集中する。「After You've Gone」の聴き比べ。ジャンゴ・ラインハルトジャッキー・バイアード、アル・コーン&ズート・シムズの3者。どれも良かったが、特にズート・シムズのテナーにかなりのせられた。この人のたまに聴くと、ああジャズっていいなあと非常にシンプルな気持ちになれる。素朴で滑らかな節回しは棘は少ないが、快感のツボを手堅く刺激してくれる。ジャンゴやバイアードのアナーキーさというのも、もちろん素晴らしいのだが。
 そんなわけで、その後はアル・コーン&ズートの「ハーフノートの夜 (紙ジャケット仕様)」を通して聴いていた。家帰ってCDを引っ張り出し、クレジットを見たら、ポール・モチアンがドラムで、ピアノはモーズ・アリソン。このピアノ、けっこう好きだ。
 アマゾンから届いていたファッツ・ウォーラーBOX、4枚入っていて、初期1920年代〜晩年40年代までを網羅した内容だ。まだ1枚目しか聴いてないが、20年代の録音はピアノソロものが多く、またオルガンものがあったりと、かなり興味深い。