寝たりマンガ読んだりCD聴いたりDVD見たり

 前日22時過ぎから、深夜の花見。家に帰るまでの記憶はほとんどなくて、しかし妻が言うには、タクシーの運転手さんは僕が車内で吐かないかずっと心配げな顔で見ていたそうだ。
ファッツ・ウォーラーのすべて
 12時近くに起きる。ゲストが阿藤快だった「ウチくる!?」を見ていたら、急に二日酔いの状態がひどくなってきたので、また寝る。最悪な休日だ。1時間ぐらい経っただろうか?目が覚めて、またテレビをつけたがそれでもやっぱり気持ち悪くてしょうがないんで、寝床に戻り、マンガを読み始めた。「プロレス・スーパースター列伝」アブドーラ・ザ・ブッチャータイガー・ジェット・シン編。まさに梶原一騎なハードボイルドでロマンチシズム全開のブッチャー編に思いのほか泣けた。なにしろここでのブッチャーの瞳がいい。ただストーリーのプロット的には、空手バカ一代とかなりかぶってるな、まあいつものことだけど。
 アート・テイタムアール・ハインズのソロを聴いたり、団地の自治会費を払ったりしていたらあっという間に夜になった。
 何日か前にHMVで購入した「ファッツ・ウォーラーのすべて」というCDに付録的についていたDVDを見る。20分程度の内容だが、すごく興味深かった。レント・パーティ?の様子を再現した今でいうプロモっぽい記録映画。タップダンサーも登場したりして、まあ正直そういう分野は今までどうでもいいと思ってたんだが、なんだか最近は戦前のジャズがすごく重要に思えてきて、とにかくじっくり見入ってしまう。ストライド・ピアノの系譜というか、たしか油井正一が「“ジェームスPジョンソン〜エリントン〜モンク”という流れを知らないで、モダン・ジャズを語るな」って書いてたよなあということを思い出したりもした。
 「ガキ使」を見て、ゴルゴ13読みながら寝る。