ipodでブラインド

 仕事。8時過ぎまで。週末に名古屋に行くので、そのためのチケットを昼休みに職場近くの駅で買う。
 昨日から雨で、バスと電車を使っての通勤と帰宅。例のごとくipodをシャッフルで聴いていた。手羽先さんに言及していただいたんで、ipodブラインドを久々に(ジャンルをジャズに限定)。
 まず流れてきたのが、ブルーノート的整然とはちょっと違うなんというかもっと計算されていない荒削りな雰囲気のハードバップ。トランペットがリーダーっぽいんで、あ、ブッカー・リトルかな?と思ったら見事正解。まあトランペットの古いので自分が持ってるものってかなり限定されているんで、当たって当然だ。→「Booker Little & Friend
 次は、ちょっとフリーが入ってるカルテット。サックスはソプラノかな?なんだか旋律も音質もフニャフニャした印象。どこかメカニックとも感じられるもののその暗いトーンとドラマチックに激しい高揚感をつくりだすピアノは、独自の美学を持っているとも言える。黒いってわけじゃないが、雰囲気的には嫌いではない音。正直すぐ分かった。ヴィジェイ・アイヤー。曲覚えてたし。→「Bloodsutra
 次はピアノ・トリオがきた。ピアノ聴くときって、まず黒人のか?白人のか?あるいはその他か?というものすごく大雑把な推測をするのだが(そしてかなりの確率で外れるのだが)、このブルース・フィーリングというか粘り気というか、黒人だ!とまず思った。流暢だけど重いような、うーん分からん。とipodの画面を見たら、ジャッキー・バイヤードの「Out Front」だった。もう一回聴きなおしたら、まさに彼のピアノに聴こえる。
 その後は、ピアノ・ソロがきた。これは白人っぽく聴こえる。でも全然予想つかない。確認したところ、違った。デューク・ジョーダンのソロ。→「Vol. 2-Solo Master Pieces
 家帰ったら、ネットで購入した古本「ディキシーランド・ジャズ入門」(油井正一編)が届いてた。