さて、昨日は渡辺貞夫リサイタル」(76年)を家で聴いた。エレベとウッベ、ドラム、パーカッション(富樫雅彦!)という充実した編成で厚い音のリズムが心地いい。日本のクラブ・ジャズDJがこの辺りを取り上げるのがよく分かる。踊れるよなあ。
で、次にプーさんの「ススト」(80年)をかけてみたのだが、これは踊れない。プーさんのピアノ・ソロを聴くときと同様に、これは一人でディープに入り込む音楽。解説読んでいたら、スストの時期よりはもっと後の話だけど「プリンスは自分と同じことをやろうとしてるんだ」みたいなことをプーさんは昔言ったらしい。かっこいいわ、菊地雅章。今だったら何だろう、ジャズランドとかその辺とからんでほしいな。