いきなり昔の話だが、先週の25日(日)夜は板橋文夫(p)トリオのライヴを聴きに新宿ピットインへ。パーソネルは井野信義(b)、芳垣安洋(ds)。mixiの「板橋文夫コミュ」に当日の夜レポもどきを書いた。んで、そこで、「続きははてなで書きます!」なんて言いながらも、結局1週間経ってしまい、書かずじまい。管理人様スズキさんすんません。ちょっとあれだが、ここにそのまま転載。

ピットインから帰ってきました!

20時過ぎに始まって、休憩挟んで、23時過ぎに終了という相変わらずのボリュームたっぷりの内容(笑)。

芳垣さんの演奏まともに聴くのって実はほとんど初めてなんですが、スコーン!スコーン!とやたら抜けがよく力強く、かつメリハリがありめちゃくちゃグルーヴ感ありという、小山彰太さんとはまた違う個性を持ったドラムでした。

そして板橋さんは、その芳垣さんに煽られてなのか、いつも以上のテンションで鍵盤をブッ叩きます!聴いていて思わず「すげえな・・・」と何度も呟いてしまいました。

楽曲的には、板橋ワールドのアジア的側面(?)が今日は多く出ていたように思えます、特に1ステージ。(おそらく)どこかの国の古い民謡が演奏されていました。未レコーディングのものが多かったと思いますが、客席はそのすさまじい演奏に非常に盛り上がりました。

牧歌的なフレーズが急に加速しドシャメシャに突入したり、あるいはジワジワと昇りつめとてもスケールの大きい展開になったり。付け焼刃ではない本物の音楽というか、こういうのをやらせると板橋さんはほんと素晴らしいのをつくります。

自分の音楽としてどう表現したらいいかということを常に突きつめているからこそ、説得力がある作品を生み出すことができるんでしょうね。

2ステージでは奄美大島島唄、「戦争はいやだ」シリーズの「悲しき兵士」・「平和に生きる権利」、そして最後にノンストップの「サバンナ」。
アンコール「セイシェルの空」→「フォー・ユー」だったと思います。

長くなったんで自分の日記に明日以降書きますが、ほんと今日のライヴ良かったです!

曲名は適当で、間違ってるかもしれないな。この日のライヴ以来、なんか板橋文夫あらためて好きになって、家でやたら聴いてる。「ナイロビの空」という曲のフレーズが頭から離れなかったりするぐらい、聴いてる。最近家では板橋さんとアケタさんとバド・パウエル、そんな濃いピアノばかり流している。
さて今日の午後は、国立へ9月の打ち合わせに。予想以上に時間が余ったんで、ユニオンでCDを3枚購入。その後は本屋に寄って、喫茶店へ。午後6時過ぎに電車で高円寺へ。2週連続で酒井泰三のライヴへ。これについてはまた明日以降書くと思う。とにかく言えるのは耳がいまだにキーンといってます・・・。
どうでもいいが、3日前に自宅のトイレのドアが壊れて閉まらなくなったんだが、うまい具合にうまいところの金具がはずれ今日閉まるようになった。よっしゃあ!