ブルーハーツが聴こえない

今日は昼からの出勤。
昨夜は職場の飲み会で、めちゃくちゃに飲んだ。この状態で自転車で帰ったら死ぬと思い、帰りはタクシーに乗る。そのタクシーの運ちゃんは「もうしわけありません、ワタクシ、不慣れなものですから・・・」と、途中で地図を開いたりしていた。
んで、今朝はもろに二日酔いで気持ち悪い。暑いし。
先日ブックオフで、「ブルーハーツが聴こえない」というDVDを中古で買った。ブルーハーツのデビューから解散までを追った内容で、2時間というけっこうな長さ。インパクトあったのが、メジャー・デビュー直前ぐらいの映像で、ヒロトの洗練されてなさ加減が素晴らしい。声とか、佇まいとか。中期以降のヴォイス・トレーニングを受け始めたあたりから、ヒロトのヴォーカルは安定しはじめて現在のスタイルに固まった。まあ今も十分に個性的で魅力的なんだが、初期のころの彼の声はやはり格別だ。震える感じとか。
そういえば、大きい会場で演奏するロック・バンドのヴォーカリストは必ずヴォイス・トレーニングをやってるらしくて、じゃないと喉がすぐにダメになるんだよって聞いたことがある。
さて、このDVD、曲もフルでやらないし、いいところで「俺にとってのブルハは、・・・」というファンによる気持ち悪い回想コメントが入ったりして(それをファン本人ではなく、ナレーターが読んでいるのがまたよくない)、そのあたりが非常にがっかり。しかしそれでも、初期の映像は一見の価値絶対にあり。ノスタルジーかもしれないが、中学生のときに初めて彼らを聴いたときの「すげえ!」という感覚が一瞬戻ってくる。