荻窪グッドマンが閉店!?

仕事は19時ごろまで。職場では無性にいらつく。仕事に人生かけているつもりはさらさらないし、責任者的な立場になったときもなるべく無難にこなそうと心がけている。しかしそれにしても、甘やかされてひたすら無責任で通してしかもそれを許されちゃっている人に対しては、嫌味のひとつふたつ言ってみたくなったり、あるいは、軽くキレてみたくなったりするものだ。そんな風に、自分の人間としての器が小さいなあということを実感する毎日。帰りはHMVと本屋に寄り買い物。ホレス・シルヴァーの「Six Pieces of Silver」そして「モーニン」(実は持ってなかった)、それと「ジャズジャイアンツ名盤はこれだ!」。いつものことだが、ジャズ関係ばっかり。
ガッテン寿司で夕飯を食べて、家に着く。スーツから部屋着に着替えていたら、実家の母から電話があった。1分ぐらい話して終わり。なんというか淡白な親だ。
電話といえば、先週いたずら電話が夜中にガンガンかかってきた日があって、それ以来数日間、電話機からコードを取り外していた。そのいたずら電話、最初、妻がたまたま出ちゃったもんだから相手は興奮したのか、「あの・・・お願いがあるんですが・・・」という前置きをした後、ここではとても書けない内容の卑猥な言葉をずらずらとしゃべりまくったそうだ。俺が出たら、すぐに切っちゃったけど、その後、朝の5時ぐらいまで4〜5本かかってきたもんで、こちらはかなりの疲労だった。昨日から電話は復活させた。しかしまだ変態からは来ないな、電話。
さて、荻窪グッドマンが閉店するというニュースを聞いて、かなりへこんでいる。昨年の夏に初めて行って以来、僕は何回か通って、その中では林栄一のアルトソロやアヤコレット(デュオでツキノワのベースの人と)や久保島直樹のピアノソロなど素晴らしく印象的なライヴに遭遇することができた、インプロヴィゼーションの巣窟である。マスターの鎌田雄一さんはミュージシャンでもあり、自らステージで演奏するときもある。昨年観た「罪人の庭園」という鎌田さんのグループのステージは、とても妖しくハードなもので、個人的には昨年のライヴ・ベスト5に入るものだった。ここには鎌田さんへのインタビューが載ってるが、めちゃくちゃ興味深い内容だ。
アケタとか音や金時とかあの辺は大丈夫なのかなあ?六本木ピットインもたしか閉店するんだっけ?・・・。日本の地下ジャズというか、そういうものが育つ土壌がどんどんなくなっていくのだろうか?ほんとへこむ。ああ・・・。