さて週末は、どこにも行かないに近かった。かろうじて日曜の夜に国立駅前に買い物。ユニオンで以下のCDを購入。全て中古。①ナット・アダレイ「LITTLE BIG HORN」、②ビル・エヴァンスインタープレイ」、③坂本龍一渡辺香津美「東京ジョー」、④ケニー・ドーハム「MATADOR/INTA SOMETHIN‘」、⑤デューク・ジョーダン・トリオ「Osaka Concert vol.1」、⑥wha−ha−ha「下駄はいてこなくちゃ」、⑦山下洋輔トリオ「DANCING古事記」、⑧山下洋輔トリオ「クレイ」。
まだほとんど聴いていないが、⑦⑧は予想よりは録音もいいし、ちょっと聴いただけでも「欣喜雀躍的肉体エントロピー風かんじょれ状態」(©山下洋輔)が感じられる。
今日の話に戻すと、仕事帰りの鄯Podで流れた中で盛り上がったのが、アーマッド・ジャマルのピアノ・トリオでの「Poinciana」。この人がどういうふうな演奏をするのかっていうのがいまいち分からなくて、正直、よく「マイルスに影響を与えた」って言われてるよなあぐらいの印象だった。要するにちゃんと聴いてなかったが、今日聴いて認識が改まった。かっこいい。なんとなく叙情的な雰囲気で初めは流れていくのだが、中盤でガーン!ガーン!ダーン!ダーン!とパーカッシブにというかめいっぱい鍵盤がぶっ叩かれるあたりから術中にはまる。個人的には、この前の「赤いカラス」での板橋文夫のファーストステージを思い出した。