今日は一応仕事は休みだったのだがちょっとした用事があって、まさかの雪が降ってるなか立川駅の近くまで自転車でしぶしぶ向かった。耳にはipodからのジャズがいい具合に入ってくる。今日はハードバップを中心に600曲ぐらい入れていて、それらがシャッフルで流れる。たまたま覚えていたもの以外はほとんど誰の曲か区別がつかない。テナーでいえばショーターぐらいだな、なんとなく分かるの。ただ狙いどおり、ある程度先入観が排除された状態で音楽を聴くことができるんで、勉強になる。普段いかに自分が雰囲気で聴いているか、あるいは音以外の要素で聴いているかということに気づかされる。イチからやり直しだなこりゃ、という感じだ。そんな中もっとも不意にやられた2曲が、フレディ・ハーバード「HUB CUP」の「luana」とベニー・グリーン「SOUL STRIRRIN‘」の「B.G.MAMBO」。前者のフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムの異様なスピード感は、この人ってこんなだったっけ?とびっくりするほどかっこいい。後者はゆったりめだが、これぞブルーノート黄金期の音ともいえるブルースの情熱というか、そういう感じの深く濃い音。
僕が所有しているジャズのCDはここ一年にユニオン等で買った中古が多いのだが、それでもほとんどは最低でも一枚¥1000以上はしてるもんなあ、今まで絶対その元を取ってないんだなあということがあらためてよく分かった。だからしばらく、特にジャズに関しては買うのは控えようと決意した。
深夜に久々にワールドプロレスリングを見た。やはり高山しかいないなあ、試合の説得力もそうだがコメントもよくてプロレスファンの心理を絶妙に捉える。