出勤時、帰宅時のCDウォークマンにはコルトレーンの「ライヴ・アト・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン!」を入れていた。20分におよぶ「マイ・フェバリット・シングス」だが、なんかもっとやってくれてもいいと思った。ライヴで実際観たら疲れて飽きるんだろうけど、CD聴いてると自分の状態に合わせて聴けるんで適当に気抜いたりできるからか、いつまでも聴いていたくなる。コルトレーンのサックスの同じところをずっとうろうろと逡巡しているような感じが続くうちにそれがドンドンすごいエネルギーを持った音の塊になっていくという過程が大変気持ちいい。サックスの音質の深さもまた良い。昨日は仕事の関係で朝7時の出勤だったのだが、コルトレーンの「オム」を通勤中の自転車で聴いていたところ、なんか以前聴いたときより聴きやすく、これまた非常に元気が出た。というか無理やり元気になった。