帰りのCDウォークマンにはこの前の日記にも書いた高瀬アキの「Le Cahier du bal」。通勤時にはアート・ブレイキーの「バードランドの夜VOL.2」を入れていた。フリー・ジャズのピアノはなかなかとっつきにくいというか、今までぜんぜん引っかかってこなかったのだが、なぜか今月入ったぐらいから好きになりだした。きっかけは、以前買った70年代のセシル・テイラーの日本公演ライブ盤を聴きなおしたことだが、今日の高瀬アキにしても、原田依幸&松風鉱一「無明」(おーらいレコード、2003年)にしても、分かりやすいメロディなんかは全然出てこないし、16小節のテーマのあとにソロがあってなんていう定型も当然まったくなし。観念的な述べ方をすれば、短い時間の中でめまぐるしい変化をしていく不思議なかたちをまっさらの感覚で受け止めたときの、自分の意識の変わりようがここでは重要なのだ、とでも言えようか。でもこの2枚は本当にすごい。何度でも聴いてられる。意外と何かしながら聴いてても、「かっこいいな」なんて思えてしまえて、それもまたいいところだ。
全然話は変わるが、昨夜なぜか森口博子の夢を見たので気になってオフィシャル・サイトを覗いたのだが、会員制で中は見られず。この人年女ということだ。
あともうひとつ何かふと思い出したが、毎朝仕事の前はMXテレビを見ているのだけど曜日ごとに女子アナウンサーが違っていて、それぞれキャラがあっておもしろい。