さて、通勤と帰宅時のCDウォークマンには、セシル・テイラー「ジャズ・アドバンス」と「イントロデューシング・ジョニー・グリフィン」。ブルーノートの50年代・1500番台にいまこそ突っ込まなければ!と昨日の夕方にふと思い立ち、早速、国立のユニオンで買った2枚。対照的だが、どちらも燃える。前者テイラーのピアノの硬質感をたずさえた激情は、ハード・バップという調和の世界ではかなりのぎくしゃく感を生みだすあきらかな異物。しかしかなりかっこいい。グリフィンは1曲目しか聴いてないんだが、けっこうそれで充分。ゴリゴリ・ブイブイ・イケイケ、月並みの言葉しか出ないがこのテナーの音を聴いて、胸から頭にかけてドワーと熱くなった。
ちなみに昨日のユニオンでは全部でCDを13枚買って、割引券なんかを使ってだが、1万ちょっとというお得な買い物をした。