笑い飯

夜ライヴに行こうかなあと考えていたが、今日M-1があるということを朝知って外出は取りやめ。夕方にあった事前特番もばっちり見て、観戦に向けてのテンションを上げて臨む。その事前番組での島田紳助トークが異常におもしろすぎる。ますだおかだの大きいほうとの絡みが特にいい。
関係ないが、ますだの「言うたら、〜じゃないですか」「言うたら、〜ですよ」などの「言うたら〜」フレーズが非常に気になる。ギャグなんだろうか。
さて本編だが、笑い飯がすごかった。なぜか知らないが、このコンビのアウトロー的な佇まいと姿勢に思い入れを持ってしまって、ちょっと応援していたんだが、今日は予想以上の素晴らしさだった。奈良博物館のネタって何それ。観点の分けのわからなさ。最終決戦での「それ、俺のおもしろいやつ!」も笑えた。
アンタッチャブルみたいなストレートにこちらの感性にとびこむネタも好きだが、笑い飯は、なんだろうなあ、変なんだよなあ。笑うという行為が起きるまでの自分の脳の中の物質が動くルートが他のコンビたちのときとは全く違うのだ。彼らの場合、反射ではないのだ、笑いが。かと言って、じわじわ笑えるという表現もまた違うしなあ。本人たちがいうように、すごく時間かけてるなあ考えてるなあというのが分かる。優勝でもよかったと思うけどなあ。まあ最終決戦では松本紳助の二人が笑い飯に投票していたんで、言うたら優勝みたいなもんですけどね。