CDの感想をダラダラ

仕事は早く終わり、立川の新星堂でCDを買う。1時間近く迷った末、以下4枚のCDを購入する。
①JAY LIB「チャンピオン・サウンド」は試聴して買う。ベースが低くうなり、くぐもったスネアとキックがリアルな存在感を示す、全体的にダークでぶっ壊れてやさぐれたしかし知性的なヒップホップなんだが、この質感ってあれだな、エレクトリック・マイルスの最盛期の「パンゲア」にも通ずるものがあるよな、と今深く考えず思いついたことを書いた。
②は「続」デ・ガ・ショーで、このメンツすごいな。まだ封を開けていない。
③界のニュー・アルバム。なんとなく勝手に想像していたよりも叙情的で、それが意外だった。
ブルース・スプリングスティーンのベスト盤「ジ・エッセンシャル」。中学生から高校生時にCDで買ってるから曲もほとんど知ってるし、なんかこういうのを買う行為自体、完全にノスタルジックで保守的でよくないなと思いながらも、3枚組(輸入盤)で3000円という値段だしなと思って買う。音も良くなってるだろうし、未発表曲もたくさんあるしと。店から出てウォークマンで早速聴いて、泣けた。それは未発表曲の方にではなく、1枚目・2枚目・3枚目のときの曲に。「サンダーロード」はほんと久しぶりに聴いたが、これほんとに琴線だわ。「フォー・ユー」も「ロザリータ」も泣ける。よくねえな、よくねえ、この感性。
昨日は日曜だが午後から10時近くまで仕事で、今日も朝から仕事。CDウォークマンでは復活後アート・ペッパーの「リヴィング・レジェンド」と片山広明「キャトル」。前者については気合いと気迫ももちろんながら、ペッパーがソロの中でときおりみせる間が絶妙だなあと思いながら聴く。岩浪洋三氏の影響もあるだろうが、このCD今年の愛聴盤になっている。後者はほんとすさまじい。「ハレルヤ」での板橋文夫の叩きつけられるピアノと片山氏のブロウがもっともっともっともっともっと!とテンションを上げていくのといっしょに自分も熱い感情が押さえ切れなくなる。スーツ姿で自転車乗って恍惚の表情というのもなんだかなあとは思うが、しょうがねえよな。
家帰ってなぜかテレビ神奈川を見ていてこの人誰だっけなあと思い、気になったんでネットで検索をしたら判明した。
http://www.tvk42.co.jp/burari/