2003年の作品

8時過ぎまで仕事。その後家に帰って夕飯。帰り道に駅前のHMVに15分ぐらい寄ってCDを3枚買う。JJジョンソンとオーネット・コールマンとアブドゥーラ・イブラハム。日本のものやエレクトロニカやロック関係の新作さがしたが、あまりピンとくるものがなかったので上記の3枚に落ち着く。
そろそろ「今年のベスト10」みたいな季節になってくる。自分が今年、新作が出たんで買ったよと言える作品はまあ10枚はあるだろうが、それでも相当少なかったなあと思う。歴史に残る定説ジャズ名盤といったようなのが8割以上を占めるCD生活だった。だから選べないと思うな今年は、2003年の10枚。2003年発売されたわけではないが自分にとっての今年の10枚という条件であれば、もちろん全然OKなのだが。そういえば、今年買ったCDの中でCCCDないかもしれない。
まあそれでも2003年に出された作品という理由で先日買ったジャズの作品もあって、それはブルー・シリーズのマシュー・シップ「イクィリブリアム」というアルバム。今日は通勤と帰路でそれを聴きながら、自転車に乗っていた。リズムはヒップホップでそれにヴィブラとかピアノとかが絡んでという音楽が耳にずっと入ってきて、何と言うかその無難さに安心してかなりの部分聴き流した。エレクトロニカとジャズの融合とかアブストラクト(って今言うのかな?)とか、何がいいのかちょっと分からない。分かる分からない以前に聴いても感覚的にピンとこない。ジャズを取り入れて、あるいはエレクトロニカを取り入れて、結果として両者の濃さを単に薄めているだけのような気がする、特にこの作品は。