オーネット・コールマン、空手バカ終わる

午前は仕事。雨がけっこう降っている中、通勤。CDウォークマンで聴いていたのが、オーネット・コールマンの「イン・オール・ランゲージズ」。理論的なところはよく分からないとしても、とにかくオーネットのアルト、気持ちいいなあ、明るいなあ。ジャズはポップなんだという寺島靖国氏の論からすると、このオーネットはまさにその中でも最高の部類に属するものだろう。何も眉間にしわを寄せて聴かなくても、うわかっこいいなあ!と意外と簡単に心を解放してくれる。
仕事が終わり、立川駅前で昼飯、本屋で空手バカ一代⑰を買い喫茶店で読む。ついにこの巻にて完結。いやあ、終わりかあという感慨はそんなにない。巨人の星タイガーマスクの方はいろいろ考えさせられたけど、この作品に関してはどうもなあ。やはり途中で絵が変わって、緊張感が完全にぷっつり切れた。後期は、ケンカ十段芦原は相当魅力的だったものの、他の部分はあんまり。梶原&つのだがうさんくささと紙一重男のロマンを見事に描ききった前期の方に歴史的価値がある。
夕方吉祥寺で買い物。服を買い、CDをユニオンで買う。帰り「あしたば」でまた飲んだ。