でもロイドは良い。

仕事で10時過ぎまで残っていた。
トニー・ウィリアムスの作品だと思いながら通勤時にCDウォークマンで聴いていた作品が、チャールズ・ロイドの「フォレストフラワー」だと気づいたのは、帰り道の、家まであと5分ぐらいのときだった。
最初は何入れたんだっけなあと思いながら聴いていた。しばらく経って、なんとなく、あ、トニー・ウィリアムスのあれかあといったん納得。サム・リヴァースやっぱけっこういいじゃんとか、ラテン系の曲もやってんだあ、あれこのフルート誰だっけ?なんて思いながら耳を傾けていた。帰宅時もCDウォークマンにはこの作品。フリー系のサックスがかっこいいなあなんて思っていたら、「チャールズ・ロイドなんとかかんとか」という司会のアナウンスが聞こえ、真実が判明。「やっぱトニー・ウィリアムスにしてはドラムのスピード感が欠けるなあと思ったんだよな!でもけっこういいね、ロイド。」なんて絵に描いたご都合主義の自分に空しさを感じる。