SRS・DX、四角いジャングル

仕事で9時近くまで。家帰ってCD聴いたりパソコンしたり。
帰りの途中のコンビニでSRS・DXを読む。K1やプライドを中心に扱っていた格闘技の専門誌でターザン山本が現在実質の編集長なのだが、今号で休刊になるとのことだ。まあ今まで立ち読みだけで済ましていて一度も買ったこともなかった雑誌なので、はっきり言ってどうでもいいのかもしれない。しかし、週プロや週ゴンがこれまたどうでもいい質なので、今後は何を読めばいいのかなあと若干寂しい気持ちになった。こういう気持ちはかつてのエレキング休刊以来かなあ?度合いは今回の方が何百分の一ぐらいだが。エレキングはその後、REMIXに乗り移ったので、その気持ちは救われた。ターザン山本は今後どうやっていくんだろうか?ちなみに今号の美和明宏の話はとてもよかった。
格闘技と言えば、2週間ぐらい前にコンビニで「四角いジャングル」という漫画の廉価版(?)が売ってたので、衝動的に買ってしまった。内容は非常にインチキくさくてうさん臭くて怪しくて、苦笑してしまう面がかなりあるのだが、なんか変な熱気があってその熱気にやられ一気にその夜に読みきった。この「四角いジャングル」は、1970年代後半から80年ぐらいにかけて連載をしていた漫画で、当時の格闘技・プロレス界と同時並行でストーリーが進んでいくという、企画としてはその時代でも画期的と思われる作品だ。実際、これを読んで格闘家を目指したという人もけっこういたらしいので、人気だけではなく影響力も当時はかなりあったのだろう。僕はほとんどその時代の状況は知らないが、読んでいてはっきりと「これは嘘だな」と思える場面がこの漫画には無数にある。というか、ほとんどのエピソードが嘘くさい。しかしそれがまた楽しい。はやく廉価版の後編出ないかな。