ジミヘン

9時過ぎまで仕事。予想もしていない残業だったので、予定がかなり狂った。帰りは長崎ちゃんぽんを食べる。
通勤と帰宅時のCDウォークマンにはジミ・ヘンドリックスの「ライブ・アト・ザ・フィルモア・イースト」(2枚組)を入れていた。バンド・オブ・ジプシーズでの演奏なので、もう後期の方。こんなに凄かったっけ?と思うほど凄まじすぎるジミヘンのギターに、自転車で走りながらボーゼンとなった。最近では、のなか悟空のCDを聴いたとき以来のこの感覚だ。ブルースもファンクもノイズもロックンロールもジミヘンのストラトキャスターによって瞬間的に解体され、すぐに異常な量のエネルギーを放出しながら結合して、今まで存在しなかった新しい質をもった音になる。
今度コンプリート盤が発売されるマイルス・デイビスジャック・ジョンソン」でのジョン・マクラフィンの演奏も、このジミヘンを聴くとまあ聴かなくてもいいかなあと思ってきた。