読書

ひさびさの仕事で、なんか身が入らない。そうは言いながらも6時半ごろまで職場に。
本来だと今日は昔からの知人と飲む予定だったのだが、先方の都合により急遽中止。しょうがないんで、本屋に行って3冊本を買う。中山康樹の「JAZZ聴き方入門!」、吉田修一「熱帯魚」、横山秀夫「動機」。中山さんの本以外は何も特別な興味があったわけではないが、本当になんとなく買った。
「動機」は単純な人物設定につまらなさを感じたが、暇つぶしにはなる本。
一気に読み終えた「JAZZ聴き方入門!」だったが、このタイトルから想像される具体的な「ジャズの聴き方の基本」のレクチャーみたいなものは、ここには書かれていない。中山さんの経験に基づくジャズ観がシンプルに叩きつけられるという内容だ。「マイルスだけ聴いてればいい」的な一見、奇をてらったような主張が多いなあと勝手に思っていた中山さんの評論だが、明快で本質的な考えと文章は非常にいいとこをついてくる。「ジャズはあきらめるな」、「書くために聴く癖をつけろ」など、けっこう勉強になった。
夕飯のすかいらーくでのステーキ丼、心底まずかった。