アート・ペッパーやズート・シムズ

昨日新宿で買ったCDを中心に家で聴く。
ズート・シムズ「ダウン・ホーム」、ジーン・アモンズソニー・ステット、アート・ペッパーリヴィング・レジェンド」、ベン・ウェブスタージョー・ザヴィヌルレスター・ヤングのベスト盤など。
アート・ペッパーについて岩浪洋三氏が「70年代より50年代のペッパーの方がいいという人間の耳は信用できない」と断言していて、その言葉にひかれてこの「リヴィング・レジェンド」を買ったのだが、1回聴いた。この前聴いた50年代のときの作品よりたしかに説得力のある音だ。もしかしたら、このジャケットの写真を先に見ているからそう思うのかもしれないけど。↓
(70年代のペッパーさん) http://images-jp.amazon.com/images/P/B000000YMO.01.LZZZZZZZ.jpg
このルックスはパンクだ!まるでドラッグ中毒になったロンドン・オリジナル・パンクスの成れの果てというか、これアート・ペッパーだよと言われてもなかなか信じられない。かつての写真と比べるとよくわかる。↓
(50年代のペッパーさん) http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005GWGX.09.LZZZZZZZ.jpg
今日はズート・シムズがかなりよく聴こえた。ワンホーン・アルバムなのだが、聴いた感じ50年代後半のソニー・ロリンズかなと思ったほど、太くメロディアスに流れるテナーの音がいい。惚れ惚れする。