松風鉱一saxカルテット

sabio2003-08-02

休み。夜は、松風鉱一saxカルテット=加藤崇之(g),水谷浩章(b),外山明(ds)のライブを観に国立のNO TRUNKSへ。1セットめと2セットめを比較すると、1セットめは加藤さんのエフェクターを駆使したかなり変(?)なギターの音が柱になった演奏だったのに対し、後半2セットめはリズム・セクションがかなり前に出ていたような印象を受けた。水谷さんのベース・ソロもよかったが、外山さんのドラムかなりかっこよかったな。そんな中1曲目をクラリネットから吹き始めた松風さんは、曲によってその後はアルト・サックスかテナー・サックスに持ち替えて演奏をしていた。時にはスムーズなフレーズを実に爽快に吹いたり、時には不思議な雰囲気のメロディをゆらゆらと吹く。それは力で押す感じではないが、独特の鋭さを持った演奏だった。今夜の中では、加藤さんのギターがまるでマリンバの音に聴こえたカリプソ風(?)の曲が一番よかった。この曲でのドラムもかなりよかった。
CDはソニー・ロリンズ板橋文夫やモンクなどを聴く。その中でもモンクの作品はCDウォークマンにも入れて聴いた。「モンクス・ミュージック」なんだが、どことなく変な雰囲気にだんだんはまる。
「たま」が解散するそうだ。