板橋文夫ライヴ

昼飯は近くの松屋でトマトハンバーグ定食を食べた。あの店で食べれるのは、自分としてはこれぐらいかなと思う。とくに牛めしの肉はひどい。
夕方に国立のユニオンで4枚ほどCDを買って、その後は新宿へ。
この前の火曜日に観た太田恵資氏も参加している板橋文夫グループのライヴをピットインで観る。初めて聴く板橋氏のピアノは躍動的で情熱的で、また本人のピアノを弾く姿も惚れ惚れするものだった。特に奏でられるメロディの美しさは絶品で、ストレートに心の中に飛び込むその音によってもたらされた感動は最近では経験したことがないものだった。帰りに出口のところで売っていたCDのうち2枚買って、早速帰りの中央線の中で1枚聴く。それは板橋氏が参加している片山広明カルテットの昨年出た「キャトル」という作品で、1曲目の「フォー・ユー」というバラードで心を鷲づかみにされてしまった。「フォー・ユー」はこの夜のライヴでも最後の方で演奏されていた。家に帰ってから、会場で買ったもう1枚の方「燦燦」を聴く。これは板橋文夫トリオ名義の99年の作品。やはり素晴らしい内容で、今日のライヴでの興奮が一気に頭の中に蘇った。