明日から札幌

 明日、娘と嫁さんを家に置いて札幌に行ってきます。サマーばんけいジャズフェスティバル2009を観るため。
→ http://www.sapporo-jazz.jp/
 中央線ジャズの主要どころが勢ぞろいという濃いブッキングだけでも、これは良い雰囲気のジャズフェスに違いないと確信を持てる。札幌には11時前に到着予定だから、最初に出演の石田幹雄になんとか間に合いたい。
 最近は、休日に立川の映画館で「ザ・レスラー」を見た(これは深い、というか、つくってる人の優しく誠実な視点が嘘っぽくなく共感できた映画)とか、先週日比谷の野音での山下洋輔トリオ復活祭(これはどうだろう、すんません、正直に言えば共感できないところもちょっとあったかもしれない)を観たとか、いろいろ書きたいことはあるものの、家帰って酒飲んで寝てしまう。休みの日も昼間寝て、夜は子供と遊んで、あとは酒飲んで寝てしまう。
 音楽は相変わらずジョン・コルトレーンをずっと追って聴いている。ようやく、エルヴィン・ジョーンズ(ds)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)との黄金カルテット期に突入したのが6月の中旬ぐらいで、そこからズブズブと1か月その辺の音源を聴いている。まだ「至上の愛」にも行ってなくて、今週ずっと聴いてたのはパブロ6枚組の「ライヴ・トレーン」。いやとにかく、やってるのが「Impressions」、「My Favorite Things」、「Naima」、「I want to Talk About you」ばっかりなんで、そればっか聴いてんだけど、うわーもういいかげんきっついなあと思った矢先に、突然背筋がピン!としてしまうような激熱の凄まじい演奏がとびだしてきたりするから堪らない。これはもう体と脳の奥の奥までしっかり染み付くまで聴き倒すしかない、黄金カルテット最高。
 そして最初の話に強引に戻れば、この札幌でのサマーばんけいジャズフェスには、おそらくそんなコルトレーン的熱さがたっぷり味わえるのではという予感がプンプンに漂っていて、テンションが上がってきてしまう。では朝早いんで寝ます。