2006年ベストその②

 仕事。22時まで。
 防衛庁防衛省に格上げされたり、新年初っ端から首相が憲法改正を目指します!と高々と宣言したり、これは去年のことだけど教育基本法が改定されたり(愛国心ってなんだ、気持ち悪いんだボケ)と、日常が忙しいからといって本来ぜったい流したり看過したりしてはいけないものが、どうも普通にあっさり「そういうことになったとのことです」と自分の目の前を通過している。これはやべえよなとニュース見ながら思うが、疲れた眠い、明日仕事、酒飲んで寝るかという毎日。庶民だ。つまりこういうようにして、60年数前も日本は戦争に突入していったのだろうか。と、朝起きてテレビつけてみたら、小泉孝太郎がワイドショーでクソにやけながら自分のおやじのことを嬉々と話してやがる。こんなものを見て喜ぶバカがいるのがそもそもダメなんだ。
 さて話は変わり、毎年初めのお楽しみ、石井さんのサイト「http://www.d2.dion.ne.jp/~ken001/」のおれ的わたし的ベスト。いろんな方が非常におもしろいベストを書かれています。僕も性懲りもなく参加させていただきました。石井さんありがとうございます!
→ http://best2006.web.fc2.com/toshi2006.html
 商業音楽誌で取り上げられ評価されている作品を信用して買ってる人っていまだに多いと思うけど(俺も以前はめちゃくちゃそうだった)、そろそろいい加減そういうのは無視してみたほうがいい。音楽が好きだという自分の大事な感覚まで大きいメディアに委ねる必要はない。というか実際のところ言えば、そういう媒体で書いてる音楽評論家やライターの聴いてる範囲ってけっこう狭いと思います。
 いまは素人だってネットでいくらでも情報収集できるのだし、たとえばこういう石井さんのサイトのように個人が好き勝手に自分の考えを発信したら、読んでる人がそれを勝手に判断して選択・買うという直接的で健全な流れが早く当たり前になってほしい。
 2006ベストは、ノートランクスのにも参加させてもらうんですが、また内容がちょっと変わったりしてるかもしれません。