ライヴ行って、新譜聴いて
一昨日8日は酒井泰三3355のライヴを聴きに横浜・関内へ。やはり酒井のギターは自分の好みど真ん中。あと、この日は特に藤掛正隆のドラムがぶっちゃけていて好きだなと思った。いい意味でのアホさ全開。
昨日は復活した片山広明を聴きに国立ノートランクスへ。@渋さミニチビーズ。ノンアルコールの片山広明かっこいい。あんなに長いソロを吹いたのは久々に聴いたような気が。
で、今日、妻の実家から帰ってきてパソコン開いたら、友人夫婦に赤ちゃんが生まれたとの朗報!その勢いに乗って国立ノートランクスにジャズ新譜特集を聴きに向かう。
下四半期に出た新譜ジャズ特集ということで、ブラッド・メルドー、ニルス・ペッター・モルヴェル、白木秀雄ミーツ加山雄三の復刻盤、上原ひろみ、矢野沙織、渋谷毅のエリントン、澤野工房、Scorch Trio、MOTIFなどなど、硬軟を問わず多々な傾向の作品がかけられた。渋谷さんのやつの林栄一にすげえやられながらも、自分も以下の新譜をかけさせてもらった。
①LAFAYETTE GRICHRIST「Towards the Shining Path」
②JAMES CARTER「Gold Sounds」
③BYARD LANCASTER「“A”heavenly sweetness」
④MISHA MENGELBERG「Senne Sing Song」
4枚の中で自分が一番好きなのは、④。先週ユニオンで試聴して買ったオランダの重鎮ピアニストによるピアノトリオもの。
モンク的な軽妙なアクセントから硬質なフリー展開へ、ジャズ的スリルが自分の脳と体をダーっと通り抜ける。レーベルはジョン・ゾーンのTZADIKということで、アヴァンギャルド来るか?と思ったが、自分のような保守的な耳を持つ人間にとってもすごく興奮できる内容。今年の一枚に追加決定。