またも選挙と70年代ヒノテルの話

 職場には8時半過ぎまで。帰りは相方と待ち合わせをして、駅前で夕飯。 
 選挙後に、公選法違反容疑で逮捕云々というニュースを聞くのはまあ恒例っちゃ恒例の話だが、選挙期間中に特定の政党・候補者ばかりを取り上げ、露骨な世論誘導・情報操作を行ったマスコミが全く罪を問われないというのは、腹が立つ。客観性も何もない、あれは大がかりな自民党の選挙運動だよ。マスコミ当事者にしてみればスポンサーである大企業の意向に従っただけです、という話かもしれないが。
【参考?】→ http://www.houko.com/00/01/S25/100B.HTM公選法
 あと、↓は有名な話なんだろうが、これ読んでると、ああ人っていうのは一部の人間によって簡単にコントロールされるんだなということが、よく分かる。
電通と選挙】→ http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html
 大手広告代理店の戦略で、物を買わされ・消費させられるだけならまだいいけどさ、政治に対する意識まで規定されてしまうっていうのは、もうなんか空しくなってくるよ。 
 と、稚拙な政治ネタは以上。
 毎回書いてるが、今月は、個人的に70年代の日野皓正月間だ。その辺の音源を買い漁って聴きまくっている。ホイール・ストーン(車石)?ライヴ・イン・ネムロ
 今日は、「ホイール・ストーン 車石(紙)」を行き帰りのipodで聴いた。
 ポリリズムチックなパーカッションも加わった力強いリズム隊のグルーヴ、短めのフレーズを畳み掛けるように繰り返すバックリフ、そこに正面からぶつかる各自のものすごく熱いソロ。「スピーク・トゥー・ロンリネス」で完成したと言ってもいい、70年代中盤の日野皓正コンボのこの黄金パターン。スケールでかいが、冗長さはゼロ。そこがいわゆるフュージョンとは明確に違うところだ。気合いの入り方とかも。