土曜日夕方の地震がずいぶん大きかったということを知ったのは、その夜の国立ノートランクスでだった。片山広明・YUKARIE・古村敏比古・太田恵資のライヴを聴こうと、開始15分前(7時45分ごろ)に店内に入ると、なんだかまだリハーサルの最中。聞いたところ、地震の影響で電車が止まっていたとのことで、ミュージシャンの入りも予定より2時間以上遅れたらしい。それで、まだリハ。結局、開始は40分ぐらい押した。
 この4人、片山&ユカリ&古村はテナーサックス、太田さんはヴァイオリンというかなり変わった編成。ちなみにユカリさん、かつてはじゃがたらでも演奏していたそうだ。スタイルもよくて、やたらかっこいい。前、ユニクロCMでサックス吹いてた女の人。
 演奏は思いのほか、セッションっぽかった。ユカリさんがメインで華やかに豪快にいくのかと思ったら、片山さんが仕切る予想外な展開。だからなのか、基本的に生真面目というか、暗いというか押さえるところは押さえた、ジャズな展開。
 話変わって、大西順子トリオ、今週金曜日に六本木でもある。行きてえな。行くかな。歯痛えけど。最近は「WOW」もいいけど、セカンド「クルージン」もすごい好き。ビリー・ヒギンスが叩いてます。大西さんに関しては、空の小屋日誌で手羽先さんが書いてるの、グッときました。
 あと、ジャズ関連でもうひとつ、本屋で見つけて買った新刊「戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ」、これはかなりかなりおもしろそう。著者のマイク・モラスキーさんって、アケタの店でも弾いてるピアニストみたい。