沈没、帰宅、論争

 昨日はなんだか体調がいまいちだということもあって、いやまあそれを多少の口実にして、妻と自分の両親たちが外に観光に出かけていくのにはついていかず、実家でひとり留守番。ビデオ観たりCD聴いたり。そのついでに冷蔵庫に入っていたビールも2缶飲んだり。東京にいる普段の休日とあまり変わらない。
 夕方には、たまたま出張で山形方面に来ていた妻のお父さんも合流し、宴会。なんだか異常に全体の酒のペースが早くてこれやばいかもなあと思っていたのだが、自分ではなくて、「日本酒おいしい!」なんて喜んでいた妻が沈没した。
 今朝は9時過ぎの新幹線に乗って、国立には13時過ぎに着いた。
 3日ぶりにパソコンに向かい、ここの日記のリンク元を見てたら、「松尾史朗」絡みでの検索がなんだか15件近くもあった。この松尾氏、ミュージックマガジンのジャズ・レヴュアーだが、現在、菊地成孔氏の日記でかなり叩かれている。菊地氏がそうするのは、デートコースをはじめとした菊地氏の諸作品を、マガジン誌上で松尾氏がボロクソに書いていることに原因があるらしい。
 本人にわざわざ「こんな批判されてましたよ、菊地さん」とタレコミ・メールを送るファンの気質というのには、個人的になんとも居心地悪いものを感じてしまう。しかし、下世話でゴシップが好きな自分は、こういう悪口スレスレの論争っぽいものって大好き。正直なこと言えば、マガジンの辛辣な評に対する菊地氏の毒々しい反応がなければ、「南米のエリザベス・テーラー(DVD付)」、自分は買わなかったと思う。ある意味釣られたというか煽られたというか。あ、そっか、プロレス界でいう前田と永田が今やってるあれと同じだな、この雰囲気。
 と、そんなこと考えてる暇あるなら、いろんなCD聴けよという話ではあるから、クレステン・オズグッドがドラム叩いてる「Everything Will Be All Rightとロリンズ「East Broadway Run Down」を家で聴いていた。エルヴィン、良いなあ。