ジャズ新入生、プライド、ブギウギ、レック

 仕事は1時過ぎまで。最近の土曜勤務ではどうもトラブルが続いて、しかし今日はなんもなかったな良かったねなんて同僚と話しながら職場を出ようとしたところ、一本の電話。受話器を取ったらそこからちょっとしたトラブル。ついてない。
伝説のブギ・ウギ・ピアノ
 自転車でぶらぶらと帰り、途中の立川駅前のほんとに汚いが味はまあまあの中華の店で遅い昼飯を食べる。焼肉定食。しかし、この店ほんとやばい汚さだな。テーブルも椅子もメニューもベタベタするし埃かぶってるし。毎週来てるんだけどさ。
 昨日買った雑誌「ジャズ批評」をザッと読む。寺島靖国さんの言う「今ジャズ界で最も重要なのはジャズに新入生が入ってくるかどうかだ。」それは僕も同感。だけど、「新入生がもっと入りやすい『普通』のジャズ雑誌になれ」というジャズ批評に対する彼の提言には納得できない。だって前号の内容から考えれば、寺島さん言うところの新入生が好む「普通」のジャズって、売れ線の分かりやすいメロディーの4ビートものやピアノ・トリオのことだよな。それはSJの役割でいいじゃん。
 妄想が入ってるけど個人的には、菊地成孔渋さ知らズやクラブ・ジャズを最初に「ジャズ」と認識して入るファンを振り向かせ、さらにどう他のいろんなジャズに接していくかの道筋をつくるのは、現在の雑誌「ジャズ批評」のひとつの重要な役割だと思う。ミュージックマガジンは無理そうだし。スタジオ・ヴォイスとかが、知ったかぶってやるんじゃなくて。
 夜は「プライド」を妻と家で見る。なんだっけ?ショーグン?あいつとランページの試合はもう見てて嫌になった。肋骨が折れてるところに、追い討ちかけて膝蹴りを入れてるシーンなんてさ、もういいよ。そんなの見て喜べないわ。吉田とシウバの1Rだけは盛り上がった。