sabio2004-09-29

明日まで休みを貰っている。今朝は10時半起床。遅い朝飯を食べながらNHKを見ていて、台風が上陸していることを初めて知った。立川も雨が降り始めている。
ミュンヘンでもベルリンでも基本的に雨にやられてしまった日が多かった。特に到着3日目に行ったウルム、ギーンゲンでの雨+寒さは印象的だった。ミュンヘンからICE(特急列車)で1時間半弱の距離にあるウルムは人口11万人ほどの中規模の都市。冷たい雨が降る中、ウルム名物である世界一高い(らしい)ミュンスター大聖堂を軽く見物した後、急いで駅に戻り列車に乗ってギーンゲンへ向かう。
40分ほどで到着して、驚いたのがその田舎ぐあい。つうか、ウルムからの電車乗ってる途中でそれはものすごく分かっていたんだが。妙にメルヘンチックな建物を除けば、俺が山形の実家に帰るときの新幹線から眺める風景とかなり通ずるものある。んでギーンゲン、今考えても何で行ったかよく分からないのだが、そこそこ楽しめた。人口2万人ほどの小さな町ギーンゲンはテディベアの発祥の地。テディベアを開発(?)したシュタイフ社の本社と工場が駅からすぐのところにある。まず工場内にあるこじんまりとした「シュタイフ博物館」を見学。館内では「テディベアのつくりかた」みたいなビデオも上映されていた。工場と通りを挟んだところににテディベア屋さんがあって、中に入ったところ、店員のおじさん二人が「オー、コーンニ・チハ」と愛想よく寄ってきたが、シュタイフ社製のテディベア・最低100ユーロとかそんな金額にビビって早々に店を出た自分ら。
その後はギーンゲンの街を一時間ほどぶらぶらする。パン屋があって電気屋があって美容院があってスーパーマーケットがあって、という全体で4〜500メートルのほどの商店街で特に見どころがあるというわけではなかったが、日本の寂れた商店街とはまた違うなんか落ち着いた雰囲気が悪くもなかった。
ウルムに帰る列車乗り間違えて途中で車庫に入れられそうになったり、ウルムからミュンヘンのICEが何かのトラブルで1時間以上途中で停まったりと、ドキドキ感もあったこの日の帰路。ミュンヘンに着いたのは21時過ぎ。ミュンヘン駅でソーセージを食べビールを飲んで、ホテルに帰って早々に寝た。