CDウォークマンには林栄一の「モンクス・ムード」(96年)を入れて通勤と帰宅。モンクの曲は実際に半分ぐらいで、5曲は林のオリジナルをやっている。パーソネルを見るとドラムはつの犬でベースは伊藤啓太と、ナーダムのトリオ編成という趣きだ。僕が今日聴いた印象としては、渋谷毅が弾いてる曲よりもそのナーダム・トリオでやった後半のオリジナルがめちゃくちゃ燃えた。こういう言い方は変かもしれないが、ストラングラーズなんかのストイックでソリッドなパンクを思い出す音。同時に太いグルーブがまた非常に気持ちよくて盛り上がるのだ。その明るく自由な雰囲気はオーネットにも確かに通じるな。昨年出たサースティン・イヤーのウィリアム・パーカーのヴァイオリン・トリオ作品なんかでも似たようなものを感じたが、その質感で瞬間的に、うわ、かっこいい!と小さく叫んでしまう音楽だ。偶然というか、昨日のこちらでも林栄一のことを取り上げているようです。
明日は世間一般的には休日だが、俺は仕事だ。ああ面倒くさい。