ベックの新作

仕事。
CDウォークマンにはジェフ・ベックの最新作を入れて通勤。打ち込みのリズムの単純さは何回も聴くにはちょっと厳しい。しかしベックのギターの音色はなかなか捨てたもんじゃないというか、けっこう、オッ!?とひっかからなくもなかった。ブルース色がけっこう強いなあという印象もあったが、そのフレーズやハードな雰囲気よりも丁寧につくられた音色に耳がいく。そういう点でジェフ・ベックのギターというのは、エレクトロニカなんかにうまく絡み合える音楽なのかもしれない。かつてのブロウ・バイ・ブロウのギターの音なんて、びびったもんな。
しかし、そんな最先端(とは正直言えないけど)への挑戦よりは、普通のバンドで弾いたほうがもっと盛り上がれるかもなあという建設的ではない思いが聴きながら常に頭に浮かんだことも事実だ。
帰りに本屋でスイング・ジャーナルと「巨人の星」買う。