シオン

なんか熱があるかなあ、だるいなあ、と思いながらも当然朝から仕事に出かける。
CDウォークマンにはシオン「夜しか泳げない」。この作品でのスライド・ギターやピアノの音は泥臭さというよりも優しさを感じさせる。それが今日の自分の状態に非常にあっている。重いリアリズムを微妙にずらした物語の中で、美しい言葉を囁くような独特な歌唱法で外に出すシオンのボーカルは胸にグサグサつき刺さる。休み明けの朝からこういうのを聴くと、いろいろ考えてしまう。俺こんなことしてていいのかなあ、でもしょうがねえかなあもう戻れないのかもなあ、でもがんばってみるかなあ、とそんな感じで。
帰りは10時過ぎ。帰路でもシオンを聴いていた。