今村祐司グループ

職場の健康診断の結果が今日出て、悪いところがなく安心。20代も終わりのほうになると、自分の体に自信がなくなる。午後にあった職場の内装を変えるための荷物整理でも力仕事でかなりヘトヘトになったし。
しかしそれでも、6時過ぎには仕事を切り上げて連日となるアケタの店へ向かった。今夜は今村祐司グループの出演。今村(per)、福村博(tb)、峰厚介(ts)、渋谷毅(p)、加藤崇之(g)、是安則克(b)、古澤良治郎(ds)というかなり濃いパーソナル。アフロ・キューバン・ジャズというか、アグレッシブで躍動的なラテンのリズムに各メンバーの円熟したソロが絶妙に響き合う、楽しく盛り上がるステージだった。フロントの福村さんと峰さん、そしてピアノの渋谷さんが陰りのない陽気なソロを聴かせれば、ギターの加藤氏はいつもの変態(?)的な音を爪弾く。フロントでコンガを叩く今村氏と後ろでソリッドなドラムを叩く吉澤氏・そして今夜はエレクトリック・ベースの是安氏がつくりだすリズムは最高にホットで、アケタの店のこの客席を取り外してみんなで踊ればもっと楽しいかもなと思わせるものだった。
CDウォークマンで聴いていたのは、酒井泰三とかぼちゃ商会。泰三さんのギターはやはりすさまじい。轟音と直感的で型にはまらないソロ。ロックにある予定調和な盛り上がりというのは彼の演奏には全くない。かぼちゃは「トルコ行進曲」と「インターナショナル」にテンション上がった。