モード

夜９時近くまで仕事。外は暑いし、なんか疲れて頭はボーっとしてるし、調子よくねえな。
ＣＤウォークマンはコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」。月曜の朝からコルトレーンを聴くというのも重いかなあと思ったが、今朝はこの作品を聴いて非常に元気が出る。コルトレーンのテナーは常套句に陥らないためにすごいスピードで空間を彷徨い駆け抜ける。フリーに行った後のコルトレーンというのはちょっとまだ僕にはわからないのだが、この頃のコルトレーンの疾走感はかなりスカッとする。
しかしながら、今これを書きながらも聴いているのだが、家に帰って何となく取り出して久々に聴いたマイルスの６０年代黄金クインテット。ちょっと前は良さが全く分からなかったんだが、今日聴いたらすごい。前は何を聴いてたんだということになるが、５０年代のハードバップとは全然ちがう質感が久々に聴いて初めて分かった。そういえば悠雅彦氏の本には「マイルス・モード」と「コルトレーン・モード」の違いが書いてあり、ちょっと意味が分からなかったが、もう少し聴きこもう。