鷹の台でライヴを観る

守田幻蝶(身体)、福島幹夫(sax)、田宮ガク(打楽器)、坂本弘道(音)というメンバーでのライヴが、鷹の台でありそれに行った。仕事が終わり、急いで会場に電車で向かう。鷹の台駅というのは初めて降りた駅だったが、西武線の小さい駅だった。着いたら中学生と高校生がたくさん駅前にいる。学校の部活帰りなのだろう。駅前の本屋の地下のギャラリーが会場となっていた。ライヴの内容だが、3人のフリージャズに合わせて蝶をモチーフにしたような衣装の守田さんが会場中を這ったり回ったりするというもの。凡庸な表現で言えば、前衛的なパフォーマンス。インパクトはかなりある。坂本さんのチェロ全体を使った攻撃的な演奏と福島さんの深い音色のサックス、そして田宮さんの空き缶などを使用したパーカッションの奇妙で美しいグルーヴ。1時間近く全く止まらないインプロヴィゼーションだったが、おもしろかった。CDウォークマンはパド・パウエルを聴いた。パウエルはソロが特に凄まじい。